大腸がん|横浜鶴見区の消化器内科・内視鏡(胃・大腸カメラ)|鶴見東口やはらクリニック

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大腸がん

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大腸がんの内視鏡治療の適応

当院でも行っている内視鏡治療の適応を説明します。

どのような癌が内視鏡切除で済むのでしょうか?
それは『リンパ節転移のない癌』です。

癌の転移は、まずリンパ節に起こります。
リンパ節はリンパ管の流れが集まるターミナルのような存在であり、リンパ管の壁は薄く、癌細胞が入り込みやすいなどの理由があります。

リンパ節転移のない時期までの癌が内視鏡治療の適応ということです。
リンパ節転移のおこる確率は癌の到達した根の深さで判断できます。

リンパ節転移の無い大腸がんの条件はズバリ
『癌の根の深さが粘膜筋板より下1mm未満にとどまる病変』

図でいうと、癌は粘膜から発生して大きくなるにつれて下方に進展します。
粘膜筋板という最初の障害を越えた次のエリアは粘膜下層です。粘膜下層はリンパ管が豊富に存在し、癌細胞がリンパの流れに乗って転移する可能性が増します。
ただこの粘膜下層の上方1mmまでに留まっていれば、統計的にリンパ節転移の可能性が低いことが証明されています。
ここまで深さであれば内視鏡的切除で治療が完了します。

詳しい内視鏡切除の方法は別のページで説明しています。

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