大腸内視鏡AI|横浜鶴見区の消化器内科・内視鏡(胃・大腸カメラ)|鶴見東口やはらクリニック

045-642-3710

  • 京浜東北線「鶴見駅」東口から徒歩3分
  • 京急本線「京急鶴見駅」から徒歩2分
WEB予約 診療時間・MAP
受付(下層メインビジュアル - PC)

大腸内視鏡AI

大腸内視鏡AI|横浜鶴見区の消化器内科・内視鏡(胃・大腸カメラ)|鶴見東口やはらクリニック

当院では「AI搭載 大腸内視鏡検査」を導入しています

はじめに、AI補助の大腸内視鏡検査とは?

当院では、最新のAI(人工知能)技術を搭載した大腸内視鏡システムを導入しています。

このAIは、検査中にリアルタイムで腸の映像を解析し、
大腸ポリープ、特にがんの前段階である腺腫などを瞬時に発見・強調表示してくれるものです。
つまり、「見落とさないための補助役」として、医師と一緒に画面を見ながらサポートしてくれる存在です。

 

実際には、このようにカッコで病変を囲み、内視鏡画面に直接注意喚起をだします。

なぜAIが有用なのか?――科学的根拠

ポリープの「見落とし」を減らせる

内視鏡検査では、人間の目でも見逃してしまうような小さなポリープや、平たく目立ちにくいポリープもあります。
そこでAIの出番です。AI24時間疲れ知らずで、検査中のすべての映像をミリ単位で正確に解析し、わずかな異常も見逃さずに反応します。

検出率が大幅にアップ【エビデンスあり】

以下は世界的に有名な医学ジャーナルに掲載された研究結果です。

主な研究報告(抜粋)

① Wangら(2019, Gut誌掲載)

中国で1,058人を対象にした研究では、AIを使った内視鏡では腺腫の発見率(ADR)が29.1、従来の検査では20.3%。
約9%の差で、AI群が明らかに高かったという結果でした。

 

② Repiciら(2020, Gastroenterology誌)

イタリアの多施設試験では、AI搭載群でADR54.8%、非AI群では40.4%
1.3
倍の発見率で、特に5mm以下の微小なポリープをよく検出。

 

③ Xuら(2023, Clin Gastroenterol Hepatol誌)

中国と香港の11施設の大規模試験(3,059人)で、AI搭載で進行腺腫(がんになりやすいポリープ)も検出率が向上
経験の浅い医師でも、ベテランと同等の精度が得られたという点が注目されました。

 

 

AIは「医師の代わり」ではなく「医師のパートナー」

AIがすごいと聞くと、「人間はいらなくなるの?」と思われる方もいるかもしれません。

でも実際は、AIは医師の判断を支える補助的なツールです。
最終的な診断・処置は、あくまで内視鏡医が行います。
AI
が「怪しい影がありますよ」とアラートを出し、医師が「これは取るべきポリープか」を判断する、そのような「チームプレーのような形です。

 

 

内視鏡専門医+AIのチームで「見逃さない検査」を

私たちは、ただ検査をするだけでなく、「患者さんにとって最も安心・安全で、意味のある検査」を提供したいと考えています。

AIを導入することで、

  • 🔷 検査の質が均一に保たれる
  • 🔷ベテラン医師と同等の精度での診断が可能
  • 🔷小さなポリープも早期に見つかる=がんの予防につながる

という明確なメリットがあります。

 

最後に

AI導入のクリニックを選ぶということ

大腸がんは早期に見つければほぼ100%治る病気です。
そして「見逃さない」ことが、最も大切です。

AIという新しい技術を導入しているクリニックは、まだ全国的には少数派です。
当院では、**技術と人の両方を活かした質の高い医療”**を目指し、AIをいち早く導入しました。

「安心して任せられる内視鏡検査を受けたい」
そんな方にこそ、ぜひ受けていただきたいと考えています。

当院のこだわり

当院では、内視鏡専門医がAIの力を活かしながら、「見逃しゼロを目指す」質の高い検査を行っています。
AI
と人の技術が組み合わさることで、より確実で、より安心な大腸検査をご提供できると考えています。

「大腸がんが心配だけど、検査はちょっと不安
そんな方にこそ、やさしく・確実な検査をお届けしたい。
患者さん一人ひとりに寄り添いながら、最先端の医療でサポートいたします。

 

文責 鶴見東口やはらクリニック 矢原青

TOP