通常、食中毒やウイルス感染により生じる下痢です。突然始まり、症状は数日から1週間程度で自然に治まることが多いです。しかし、重症化すると脱水症状を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
いつ医療機関を受診すべきか
下痢が止まらない、長く続く場合、速やかに受診することをおすすめします。
- 下痢が1週間以上続く場合
- 高熱や激しい腹痛が伴う場合
- 血便や黒い便が見られる場合
- 脱水症状(のどの渇き、尿の回数の減少、尿が濃い色など)が現れた場合
下痢
下痢は大きく分けて「急性下痢」と「慢性下痢」の2つのタイプに分類されます。
通常、食中毒やウイルス感染により生じる下痢です。突然始まり、症状は数日から1週間程度で自然に治まることが多いです。しかし、重症化すると脱水症状を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
下痢が止まらない、長く続く場合、速やかに受診することをおすすめします。
『4週間以上持続または反復する軟便または水様便を認める病態をいいます。』
更には、慢性下痢症を病因に基づいて8つに分類されています。
原因がわからすはっきりしないもので『機能性下痢症』があります。機能性下痢症と下痢型過敏性腸症候群(下痢型 IBS)は連続したスペクトラムな疾患と考えられています。
(参照:便通異常症 診療ガイドライン2023 慢性下痢症)
治療の効果は人により個人差があります。実際にはご自身が試して、効果があると感じたものを取り入れるようにしてください。
●元来通常便が出ていたが急に下痢になり、1か月以上、下痢が続いている。
●便秘と出せない事による腹痛があり、排便自体は下痢便である。
●下痢便に血液の混入がある。
※症状のよっては大腸カメラでなく腹部CTなどを先行させて行った方がいい場合があります。
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