
胃カメラ検査での食事制限について
胃カメラ検査での食事制限について
胃カメラ検査を行う際には胃の中をきれいな状態(空っぽ)にしておくことが正確な検査のためには必要です。きれいになっていないと検査に時間が掛かり、正確な診断ができないだけでなく、検査が受けられない場合もあります。
過度の飲酒や油分の多い食事などは控えるようにしてください。
消化に良い食べ物を前日の20時までにお食事を済ますようにしてください。水・お茶・スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
夕食は、うどん・おかゆ・具の入っていないスープ等、消化に良い食事を心がけてください。
避けていただきたい食べ物は、肉・油物・きのこ・豆・野菜・海藻・スイカやキウイフルーツなどの種のある果物です。これらの食べ物は消化が悪く繊維が胃内に残ることがあります。
検査当日、検査前は食事を摂らないようお願いします。水・お茶・スポーツドリンクは少量であれば摂取可能です。
常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
基本的に食事の制限はありませんが、2,3日の間は、なるべく消化に良い食べ物を摂るようにしましょう。
1. おかゆやスープ
消化がよく、胃に優しいおかゆやスープは、検査後の最初の食事として最適です。特に、味付けが薄いおかゆや温かいスープ(味噌汁、野菜スープなど)は、胃の粘膜を保護しながら栄養補給ができるため、安心して摂取できます。
2. 茹でた野菜
柔らかく茹でた野菜も、消化しやすい食品の一つです。特に、にんじんやかぼちゃ、ほうれん草などのビタミンが豊富な野菜を摂取することで、体の回復をサポートします。
3. 白身魚
白身魚は低脂肪で消化が良く、胃に負担をかけにくいため、検査後の食事として適しています。蒸したり、茹でたりする調理法が推奨され、揚げ物や脂の多い料理は避けるようにしましょう。
4. ヨーグルトや豆腐
乳製品や大豆製品も、消化に優れた選択肢です。ヨーグルトは腸内環境を整える効果があり、豆腐は高たんぱくでありながら胃への負担が少ないため、体力を回復するのに役立ちます。
また、検査後に腹痛、血便、発熱などが見られた時はご連絡ください。
消化の良い食品 | 消化の悪い食品 | |
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穀物類 |
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魚介類 |
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肉類 |
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イモ類 |
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豆類 |
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卵類 |
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乳製品 |
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野菜類 |
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果物 |
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油脂類 |
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菓子類 |
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飲み物 |
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おにぎり
必ず海苔を外してお召し上がりください。
サンドイッチ
レタス、きゅうり、トマトなどの野菜類は除いていただき、サンドイッチ、たまご、ツナなどの具材を選んでお召し上がりください。
サラダチキン
プレーンなものを選んでください。
焼き魚
天ぷらやフライなどの脂っこいものを避けていただき、焼き魚(魚の種類は問いません)を食べるようにしてください。
白ごはん
レトルトパックご飯でも可能です。玄米(発芽玄米や雑穀米等)は避けてください。
お粥
薬味などは入れずに、玉子がゆ、鮭がゆなどを食べるようにしてください。
うどん・素麺
薬味やネギなどは加えず、そのまま食べるようにしてください。
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