横浜の消化器内科 鶴見駅から徒歩約3分|鶴見東口やはらクリニック

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消化器内科

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消化器の症状と受診のタイミング

主に口から肛門までの消化管(食道・胃・小腸・大腸)や肝臓、胆のう、すい臓がいわゆる消化器と言われる臓器です。これらの臓器に異常(炎症や腫瘍など)が起こるとさまざまな症状が出てきます。

次のような症状がある方は一度ご相談ください。

消化器内科の受診が必要な症状と受診のタイミング

1. 胃の痛みや胃もたれ

明らかに飲みすぎ食べすぎなどの心当たりがある人は、消化によいものを摂り経過を見て良いかもしれません。しかし、食事の摂れない胃痛は要注意です、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの可能性があります。 とりわけ痛みが継続する場合や強くなる場合には、早急に内視鏡検査(胃カメラ)を受けることが必要です。

2. 胸やけ

胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎の典型的な症状です。一度は胃カメラでチェックすることをお勧めします。長期間放置すると食道粘膜が変化していき、将来的に食道腺癌のリスクが生じます。癌のリスクが高い方は定期的な胃カメラでの確認が必要です。逆流性食道炎の薬物治療の必要性に関しては、症状の程度にもよりますが継続する場合には、必要と考えます。

3. 呑酸、げっぷ、はきけ

これらの症状は消化不良や胃酸過多のサインです。 症状が続く場合、逆流性食道炎や機能性ディスペプシアなどの消化器系の異常が考えられます。メンタル面からも同じような嘔気症状が起こることがあり、鑑別が難しいですね。 相談しましょう。

4. お腹の張り

便秘から大腸がんや膵臓がんなどの消化管のがんに至るまで、多くの消化器疾患の異常でみられます。一時的でなく継続する場合、増悪する場合には、消化器内科医の専門的な診察が必要です。 速やかに受診をお願いいたします。

5. 便秘、下痢

短期間に進行した便秘症状、便秘なのにゆるい便しか出ない場合は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けた方が良いと考えます。速やかに消化器内科を受診してください。急に下痢となり継続している場合、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群(IBS)、アメーバ性大腸炎、薬剤性下痢症などが考えられます。大腸内視鏡検査(大腸カメラ)などで原因の特定が必要になる事があります。1週間以上続く下痢症は、消化器内科を速やかに受診してください。

6. 喉のつかえや違和感

逆流性食道炎や食道がんなどの兆候かもしれません。 症状が続く場合は、早めの受診をお勧めします。また『喉に詰まっている感じがあるのに明らかな原因が見つからない状態』のことを咽喉頭違和感症と呼びます。不安や心配する気持ちが症状を増悪させます。お薬で治療を勧めていく事ができ、当院でもご相談頂けます。

7. 食欲の低下、体重減少

食欲不振や急な体重減少は、消化器疾患が原因であることがあります。 生命維持に必要なはずの食事が摂れないのは、明らかに異常です。続く場合には何か重大な病気のサインであることが考えられます、継続する食欲低下や極端な体重減少は消化器内科受診を検討してください。

8. 倦怠感、疲れやすさ

いつもと違う倦怠感や疲労感は、身体に何か起こっている可能性があります。肝臓の機能低下などの消化器疾患や消化器系の癌も鑑別しなければいけません。『風邪をひいていないのに、身体がだるい、食欲がない』が、1週間以上続いたら内科または消化器内科を受診しましょう。まず血液検査での確認が必要と考えます。

9. 黒い便や血便

黒い便は、胃・十二指腸などの消化管からの出血を示している可能性があります。黒色便といい真っ黒い海苔の佃煮の様な便が特徴です。 血便は肛門または大腸の疾患のサインであることが多く、大腸癌の可能性も否定できません。 自己判断せずに、大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。 こちらの症状は、速やかな消化器内科受診が必要と考えます。

血便について

消化器内科なら横浜市の鶴見東口やはらクリニック 血便について

直腸癌や大腸癌の兆候は様々です。
腹痛以外ですと、
『軟便しかでない。』『便秘になった。』『残便感がある。』『お腹に腫瘤が触れる』などなど。
しかし、一番多いのは血便です。
お尻から何らかの形でも血液が出た場合、一度は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることをお勧めいたします。血便から内視鏡検査を受け、見つかる大腸癌は、進行癌であることが多いので、見過ごすことは非常に危険です。
『キレイな赤い血液だったから、痔から出たのだろう。』と安易に自己判断せず、一度は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるようにしてください。
詳しくはこちら

※排便時の出血の状態を携帯電話で撮影出来る方はお願い致します。より適切な治療方針をたてられます。

いつも心配し不安に思っている状態は、精神的敵の良いことではありません。ぜひお気軽にご相談ください。

主な疾患

胃潰瘍/十二指腸潰瘍

潰瘍(かいよう)とは、粘膜が炎症を起こして組織に深い傷ができ、えぐられた状態のことを言います。胃・十二指腸潰瘍は、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が主な原因ですが、痛み止めとしてよく使用される非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)などが原因で粘膜が傷害され発症することもあります。 また、ストレスとも関係が深く粘膜の血流を悪くする原因になりますので、過労や寝不足、ストレスをためない生活習慣が重要です。

ヘリコバクター・ピロリ菌検査について

胃内視鏡検査(胃カメラ)を行い胃潰瘍、十二指腸潰瘍の方や萎縮性胃炎(慢性胃炎)のある方は、ピロリ菌が原因である可能性があります。ピロリ菌が胃にいるのか内視鏡中に検査することが出来ます。粘膜の採取によってチェックする方法のほかに、採血によりピロリ菌の抗体をチェックする方法などがあります。どの方法がよいかは内視鏡検査時に、こちらで判断いたします。
ピロリ菌の存在が確認された方は、抗菌薬の内服でピロリ菌の除菌することが出来ます。朝夕一日2回の内服を1週間続けていただきます。ピロリ菌の除菌により胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発を約90%も抑えられることがわかっています。

消化器内科なら横浜市の鶴見東口やはらクリニック ヘリコバクター・ピロリ菌検査について

また、ピロリ菌による、慢性胃炎をそのまま放置すると胃癌になる可能性が高まります。ピロリ菌の除菌により、胃炎の進行を防ぐことができ、胃癌になるリスクが減少します。胃癌になる人の9割はピロリ菌が関係しています。胃炎が進行する前の早い段階で胃内視鏡検査(胃カメラ)を受け、除菌することをお勧めいたします。
詳しくはこちら(ピロリ菌の真実!!)

逆流性食道炎

強い酸性の胃液などが食道へ逆流し、繰り返し食道が酸にさらされて、炎症が起こり、粘膜がただれ、ひどい時は潰瘍を作ります。胸やけや酢っぱいものが上がってくるなどの症状が有名ですが、他にも『おなかの張り』『喉の違和感』『咳が続く』『ゲップが良く出る』『胃もたれ』などの症状も見られます。

逆流性食道炎は胃内視鏡検査(胃カメラ)と症状から、診断していきます。内視鏡では所見が見られないが、症状だけがあるような方でも、逆流性食道炎の治療により、軽快します。逆流性食道炎の薬物治療には、酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬やヒスタミン拮抗薬を内服していただきます。
生活習慣の改善も非常に有効です。『一度に沢山食べない』『脂っこいものや甘いものを控える』『食べてすぐに横にならない』また、『腹部をしめつけない』『上体を高くして寝る』などの生活習慣を見直すことを心がけましょう。

潰瘍性大腸炎

消化器内科なら横浜市の鶴見東口やはらクリニック 潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の病気は、10代後半から30代半ばの比較的若年層でかかることが多く、また症状は一時的に軽快してもまた再燃を繰り返すことの多い疾患です。 代表的な症状としては、血便・下痢・腹痛・発熱などがあります。進行すると、粘膜が深くえぐられて、名前のように大腸に潰瘍が多発した状態となり、大量の出血を来します。この疾患は、自分の大腸粘膜に対して異常な抗体ができ、自分の体なのに大腸粘膜を攻撃してしまうことが原因です。もともとは欧米人に多かった疾患ですが急速に日本人にも増えてきています。潰瘍性大腸炎は特徴的な内視鏡像を示し、診断には大腸内視鏡検査が必要です。

治療は粘膜面の炎症を抑える目的の薬剤が中心となり、5-アミノサリチル酸製剤、ステロイド製剤、免疫抑制剤、白血球除去療法などを組み合わせて用います。薬剤は病変の広がり(直腸炎型~全大腸炎型)によって内服や、肛門から注入するなど、投与方法が異なります。
この疾患は完全に治ってしまうことが難しい疾患です。ただ治療を継続することによって、症状が静まり、普通の人と同じ状態でいることができます。また、潰瘍性大腸炎を発症して10年以上経過すると、炎症粘膜を背景に癌が発生することが知られています。ですから、自分に合った治療を継続し、粘膜が治癒した状態をなるべく長く保つことが大切です。

肝障害

健診の結果でAST、ALT、γ‐GTP、等の肝臓の酵素が高くなっていると指摘された方は多いと思います。これらの肝臓の酵素は肝細胞が何らかの原因によって、壊されていることの指標です。肝障害には下記に示すような様々な原因があります。原因を明らかにし、進行を食い止めることが大切です。少しずつであっても肝細胞の破壊がつづくと将来的には肝硬変に移行してしまいます。肝障害を放置することはとても危険なことです。

ウィルス性肝炎

肝炎を引き起こすB型やC型肝炎ウィルスに代表されるウィルス肝炎です。ウィルスが体の中に入ると急性肝炎や慢性肝炎を引き起こします、黄疸や倦怠感で発症する一過性の急性肝炎で済めば、ほとんど問題ないですが、C型肝炎ウィルス(HCV)に感染すると半分ぐらいの人で慢性肝炎に移行します。今はB型肝炎もC型肝炎も治る病気です。肝臓にダメージの少ない早い段階で治療を開始することが望ましいです。肝障害を指摘されたら必ず精査を受けてください。採血検査で肝炎ウィルスをチェック出来ます。

アルコール性肝障害

アルコールによって肝細胞が破壊されます。
適度な飲酒量を守らないとアルコール性肝炎になり、やはり長期的には肝硬変⇒肝癌へとつながってしまいます。

脂肪肝炎

脂肪肝とは、肝細胞に中性脂肪が脂肪滴として過剰に沈着している状態です。原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足などの生活習慣にあります。ただ脂肪が貯まっているだけなら問題ないのですが、酸化ストレスなどが加わり脂肪肝炎になると言われています。脂肪肝炎に移行するとやはり、肝細胞が少しずつ壊れていきます。お酒を飲まないメタボな人の脂肪肝炎(非アルコール性脂肪肝炎:NASH)も肝硬変に移行する方が多いことが判ってきています。

・原発性胆汁うっ滞性肝硬変(PBC)、自己免疫性肝炎など、特殊な疾患や病態もありますが、採血や超音波で診断できることが殆どです。原因を明らかにすることで正しい治療が行えます。

消化器内科 鶴見東口やはらクリニック 院長挨拶

当院ホームページの消化器内科をご覧いただきありがとうございます。
私たちは安心できる適切な医療と、思いやりのある心と姿勢を大切にし、あなたが自然と笑顔になって『ここに今日も来て良かった!』と言ってもらえる病院を目指しています。
あなたにとって身体と心(カラダとココロ)の両方を相談できて、温かみがあり親近感のある『かかりつけ医』でありたい、そんな風に思っています。
私は医者人生を内視鏡と共に歩んで参りました。
その経験を活かして精度が高く、やさしく・丁寧な内視鏡をお届けしていきます。
終わったときにホッと安心できる検査です。是非一度、お試しになってください。
医療は複雑で分かりにくく、不安な点も多くあると思います。
「こんなこと聞いていいのかな…?」と思いながら、喉まで出かけていたのに相談できなかったことありませんか? そんなときは私たちに遠慮なく聞いてください。
どんな些細な相談にも乗らせてください。
あなたのご来院を心よりお待ちしております。

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