鎮静剤使用のメリット・デメリット
鎮静剤使用のメリット・デメリット
鎮静内視鏡のメリットはこれにつきます。
意識のうっすらある状態にも調整することは可能です。
これも大きなメリットです。
患者様が寝ているため、検査施行医は内視鏡画面を見ることに集中できます。
薬剤は安価であり、保険診療となります。自己負担額はプラス200円ほどです。
当院では検査後30分ほど呼吸状態などの観察時間を頂いています。
鎮静剤を使用することで、呼吸状態の減弱、血圧の低下が少なからず生じます。外来に通院できる一般の方であれば、まず問題有りませんが、ご高齢の方には注意が必要です。薬の量や種類は年齢、体重により調節が必要です。
メリットかデメリットか。深く鎮静されると患者様は寝ているため、検査医の内視鏡の技量は問われ難くなります。
検査後は自転車を含めて乗り物の運転はできません。
あまりない事ですが、検査後に嘔気・嘔吐をもよおす事があります。
通常は点滴することで軽快します。
クリニックにとっては、患者様に休んで頂く場所と患者様を観察する看護師が必要になります。
※当院では『確かな技術の基に患者様を鎮静し、尚、丁寧な検査を心がけています。』